新築防蟻工事
本日は埼玉県所沢市にて、木造二階建ての物件でシロアリ予防工事を行いました。
100坪以上の広大な物件のため、作業員総出で半日の作業となりました。




本日は木造建築とシロアリ発生についてのお話です。
木造建築はその温かみや美しさ、耐震性などから世界中で根強い人気がありますが、木材を使用する以上、シロアリ(白蟻)の被害リスクを無視することはできません。シロアリ被害は建物の強度を低下させ、場合によっては建物の安全性に重大な影響を与えます。
シロアリの種類と生息環境
シロアリは木材を主な栄養源とする昆虫で、特に木造建築においては厄介な害虫です。以下のような種類があります:
- ヤマトシロアリ(日本に多い)
- 主に湿った木材を好む。
- 地中から建物内部に侵入しやすい。
- イエシロアリ
- 高湿度の環境を好むが、乾燥した木材にも適応する。
- 活動範囲が広く、被害規模が大きくなることが多い。
- カンザイシロアリ(海外で多いが日本にも分布)
- 湿気を必要とせず、乾燥した木材にも被害を与える。
発生しやすい条件
シロアリは特定の環境下で活動が活発になります。以下の条件が揃うと発生リスクが高まります:
- 湿度が高い場所
- シロアリは湿った木材や土壌を好みます。建物の基礎が湿気を多く含んでいるとリスクが高まります。
- 木材と土壌が直接接している場合
- 木材が地面に直接触れる箇所(例:土台、床下)があると、シロアリが侵入しやすくなります。
- 換気不足
- 床下や壁内が通気不足の場合、湿度がこもりシロアリが好む環境になります。
- 未処理の木材
- 防腐処理や防蟻処理が施されていない木材は特にリスクが高い。
シロアリ被害の影響
シロアリが木造建築に与える主な影響は以下の通りです:
- 構造材の強度低下
- 柱や梁などの重要な構造材を食害されると、建物の耐久性が大幅に低下します。
- 見えない箇所での被害進行
- シロアリは壁の中や床下など、目につきにくい箇所で活動します。そのため、被害が進行してから発見されることが多いです。
- 経済的損失
- 修理や駆除の費用が高額になるケースもあります。
対策方法
- 建築段階での予防
- 防蟻処理済みの木材を使用。
- 基礎部分をコンクリートで覆い、木材が土壌に触れないようにする。
- 床下換気を確保する設計にする。
- 定期的な点検
- 専門業者による点検を定期的に実施することで早期発見が可能。
- 防蟻剤の利用
- 木材に防蟻剤を塗布しておくことでシロアリ被害を予防できます。
- 湿気対策
- 床下の湿気を防ぐために、換気扇や調湿材を活用する。
- 駆除方法
- 被害が発生した場合、速やかに専門業者による駆除を依頼する。薬剤処理やベイト工法(餌で巣ごと駆除する方法)が一般的です。
まとめ
木造建築は適切な設計と管理によってシロアリ被害を防ぐことが可能です。シロアリ対策を怠らず、建築時の防蟻処理や定期的な点検を行うことで、木造建築の魅力を安全に享受することができます。