床下点検
本日は千葉県松戸市にある中古住宅の床下点検にお伺いいたしました。



白蟻とは
白蟻は、木材や木製構造物を食べる昆虫で、建物の構造に深刻なダメージを与える害虫です。特に湿気の多い環境を好み、地下や土壌に巣を作る種類もあります。
白蟻の特徴
- 外見:体長は約4~15mmで、白色や淡黄色をしています。
- 行動:集団で行動し、木材や紙、布などのセルロースを分解して栄養とします。
- 巣:土壌に巣を作る種類と、木材の中に巣を作る種類があります。
白蟻被害の兆候
- 木材の内部が空洞化:表面は比較的正常に見えても、内部が空洞になっていることがあります。
- 土壌と木材の接触部分の被害:基礎や土台部分に白蟻の通路や巣の跡が見られることがあります。
- 小さな粉末や土のようなもの:木材の表面に白蟻の排泄物や土の粉末が付着している場合があります。
- 木材の変色や脆さ:木材が脆くなり、壊れやすくなることもあります。
被害の進行とリスク
白蟻は見た目には気付かないうちに建物の構造部分を食い荒らし、最悪の場合、建物の耐久性に影響を及ぼすことがあります。早期発見と対策が非常に重要です。
予防と対策
- 定期点検:専門業者による定期的な調査を推奨します。
- 防蟻処理:土壌や木材に薬剤を散布し、白蟻の侵入を防ぎます。
- 環境整備:湿気を抑えること。床下に調湿材がおすすめです。